(3)ページ目から。
企画開発設計と製造の分離。通常の製造業であればそれは自然ともいえる。だがアニメーションの場合、それは当てはまらない。なぜならアニメーションは映画芸術の一種であり、マニュアル通りにやれば成果物に問題なし、というわけにはいかないからだ。作品の中核にかかわる“創造的”な仕事と設計図に従った単純”労働の間にある曖昧な領域の間にこそ、その作品ならではの表現が潜んでいることがままあるのである。このあたりだと、こんな感じの現状がありそうだ
たとえば単純労働と誤解されがちな動画であっても、その仕事に創造性を込めることは可能だ。たとえば超絶技巧をもって戦闘シーンを描くことで知られるアニメーター板野一郎は、動画の時からそのカットをどう描くか考え主張してきたという。
- 外注でもコミュニケーションを密にして「創造性」を上げるように工夫する
- 「創造性」がなくても成り立つような動画の作りやすい演出にしてしまう
つまり、アニメーターの下積みは厳しいが、漫才師や役者、ミュージシャンと同様、一定の才能があれば人並みの暮らしができる職業でもあるということではある。という点においても同意。
ただ、売れない役者・ミュージシャンの卵・漫画家と違って、プロの動画マンになるためには長時間拘束されて激安の収入で下積みをしないといけないという厳しさが問題ではあるか。アルバイトしながら動画マンをしようとしても忙しすぎて上手く行かない事が多いという。(バイトしながら下積み時代をこなした人は居たらしいが)
あと個人的には、IT業界みたいに下積み修行中であっても生活できる程度に給与が出る業界のほうが、人材面では幸せだとは思う。(これは万人が願っている理想論なので、今更改めて言うまでもないか)



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