努力すれば誰でも必ず達成できるわかりやすい目標(勇者になって魔王を倒すとか)と、戦えば戦うほど経験値が入る単純なリワード (報酬)システム。このふたつのポイントが与えてくれる強烈な達成感は、現実の人生で女王様が求めながらも味わえないでいる究極の歓びであり、ゆえに、私 のような人生欲求不満女は時間を忘れてその快感に溺れてしまうワケである。とにかく価値基準を作るときに世界を反映させて複雑にしちゃったら分かりにくくなるから、単純な一次元の軸にしてしまうのが良い。例えば「強い・弱い」とか「上手・下手」とか「偉い・愚か」とか「頭が良い・頭が悪い」とか「高収入・低収入」とか。
そして、たいていの人が一定の手続きを踏めばセンス抜きに確実に出来ることを「努力」と呼ぶ事にして、集中力が続く範囲内に目標をでっち上げれば良いと。
本当は、個性とか特徴ってのは長所でもあり弱点でもあるので、一次元軸で「強い」とか「弱い」なんて断じることは出来ないんだけど(良く「スタイルの違い」などと表現する)。それだと分かりにくくてハメるのは難しいので、無理矢理にでも一次元軸にしてしまう。
そうだなぁ。番付とかランキングとかポイントとか段位とか階級とかが良いね。
そして自尊心や優越感が無いと、何かを粘着して研究する気力というのが続きにくい。また、幸せに育って劣等感やコンプレックスが無いと「これを実現することで見返してやる」というルサンチマンなパワーの根源も溜まりにくい。
だから「上」が「下」に対して優越感を感じさせるようなシステムにするのも重要なわけだ。(たまに一次元軸で単に「上」であることを、「自分は全てにおいて上」と勘違いして的確な説得をサボってしまう判断力の気の毒な人も出てしまうが。それは仕方が無い事か?)

[ コメントする ]