「絵は独学です。パソコンもフツーです。僕はアニメ制作の現場で仕事をしたことは一度もないんです」実は超高価な機材を使ってアニメを作っているところって、タイタニックの興行収入を超えそうなアソコとか、ビルボードNo.1になったSF作品を作った熱海在住の監督がいるトナリとか、足掛け何年も劇場を作っている蒸気少年のとことか、そういうごくごく限られた一部しか無いんですよ。
この監督は、アニメ業界の人が聞いたら震え上がるようなことをサラリという人なのだ。
新海監督が「ほしのこえ」を完成させるのに使ったパソコンは、決して金にあかした贅沢なものではない。「ほしのこえ」は、Macintoshの決して最新型とは言えない(むしろ型落ちと言ってもいいような)マシンを駆使して作られている。
超高価なワークステーションでなければCGアニメーションを作れない時代は終わっている。 生え抜きのプロ集団を缶詰にする時代もだ。
業界自体が3D屋さんと作画屋さんと製作会社と撮影屋さんと、いろいろとモザイク状に入り混じっている感じなんですね。
ああ、忘れてた。核となる東映動画があったよ。でもそこは超高価な機材主義ではないし。
んで。
デジタル撮影とか特効なんかの人たち(もちろんオレが知っている範囲)は「ほしのこえ」にはあんまり魅力を感じていない。
だっておんなじように、20〜30万のパソコンとAfterEffects、Photoshopと、RETASでアニメを作っているんだもん。ほんと、機材費なんてかけられるスタジオなんて、あんまり無いんだよ。
逆に羽原さんとか加戸監督とか佐藤Bプロデューサーみたいに、現場の上層部の人のほうが「ほしのこえってスゲェね」ってリアクションだったりします。
オレ個人は言うと 脚本原理主義者 だったりするので。
ほんとストーリーや脚本さえよければ、動いているのは線と丸でも良いと思ってます。
もちろん映像原理主義を否定しているわけではなく。
なんつーか、気持ちよい映像を作るのが日常だから飽きているのか?
逆に脚本家の人達とかって、映像を作ってみたい欲求が溜まっていたりして。



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