どなただったかニュースサイトを「映画とその情報雑誌」に例えておられました。「映画を見る人よりも映画の情報誌を見る人の方が多いのは当然」という意見。でも「創作サイトとニュースサイト」の関係が実際の「映画と映画雑誌」と大きく異なる点は紹介された映画のDVDがタダで添付された映画雑誌だという点です。しかも面白い所だけブツ切りにされた。クリエーターはそりゃ納得しないでしょう。(笑)現実問題として、映画監督は実際にそういう仕打ちを受けていたりします *1 。そして納得している人もいますし、していない人も多いと思います。(成田東方面で仕事中の背の高いアニメ監督が私の知っている実例 *2 )
ただ映画雑誌の例でいうと。読者→編集者→配給会社→監督という単純化した構造だと仮定したら、ブツ切りして提供してしまうのは権利を持った配給会社で。 *3 この場合は、全ての人にとって「映画館でチケット代金を支払って見てさえくれればOk」という宣伝の一環だから問題はあんまりありません。
テキストサイトの場合は「チケット代金」というフィードバックは発生しないから映画雑誌とは違う。という意見ですよね。
私の個人的な考えですが、テキストサイトの一番のフィードバックは、ぶつ切りだろうが無断だろうが、とにかくアクセスして見てくれることが「チケット代金」の一つだと思うんですよ。一瞬でもいいから「記憶にとどめてくれる」ってのは代金に匹敵するメリットだと。
実際にオレは「テキスト王のさっか道と恋愛ZEROの法則ってコーナーは面白いな」って思って1997年から記憶にとどめていましたし。将来、どっかで「テキスト王の作者が書いた本がオモロイらしいよ」って言われたら「ああ、前に読んだあのノリは好きだったから、ちょっとチェックしてみるか」と成ると思います。
もちろん、そのブツ切りリンクのときに「テキスト王」というサイト名が全然記憶に残らずに、記憶のフィードバック代金が手に入らない。って現象が出てくるのは解るのですが。
それは自衛策でアピールするのが「Webにおけるマナー」に成って欲しいなぁと。リンク元が明記しなければ成らない。それがマナー以前の常識ですって世界はどうかなぁと。
テキストサイトも映画も。一番苦労しなくて良いのは「読者」だと思うんですよ。というか読者に苦労させてはいけない。
「面白いと思ったら監督名も作品名もちゃんと調べて覚えるべき」って言う風にはならないなと。
その次にニュースサイトと作者のどっちが苦労すべきかというと。これ「URLを貼っつけてAタグを打っている」という時点でニュースサイトがするべき最低限の苦労は終わっていると思います。フレームで内容だけを表示して、さも自分のサイトの情報のように見せたりすることは著作権的にもWebマナー的にもダメですが。
大抵はアクセスログに残るようなAタグリンクで提示しているなら、サイト製作者にもリファラでわかりますし。 *4



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