M女史の遺したもの_ や 真・技術系メーリングリスト FAQ_ という形の、ハッカー文化特有の毒と皮肉にみちた「教えて君ウザイ問題」を 技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ_ という形で、非常にすばらしい文章でまとめてしまうのが結城浩マジックなのだが。
今回も I can't blog._ と 「言いすぎ?」_ が発端になったウェブログ論争を、結城浩的な文章で展開。
ライセンスや著作権。そしてイメージや名誉毀損などが、これからの判断軸になる時代。
しかしレッシグたんとかがコモンズだなんだって活動していますが。
突き詰めていくと GGPL(GREATER GOOD PUBLIC LICENSE)_ みたいな「オレが気に食わない場合は許諾しないんだよ」という、非常に客観的判断の難しいオレライセンスの時代が来るとも言える。
たとえばWeblogの商用利用ってのは、どこまでが商用で、どこからが個人サイトなんでしょうか。
ソースコードを実費(メディア代とか通信費とかの消耗品のみ)で配布だったら非商用? バナー広告載せて貸しサーバー代金を半額まかなっていたら商用? これってどこで区切るなんて難しいよね。税務署みたいに月○円まではOkとか、判断基準が無いと。
例えばLinux方面で実際に有ったけど。エプソンコーワはLinuxとGPLに貢献しているからライブラリにGPL違反があっても、やや許諾? 組み込み機器にLinuxを使っておいて、素の無改造ソースアーカイヴを自社サイトで公開だけして「GPLに基づきソースを公開します」って、トンチンカンなことをほざいている企業は糾弾?(GPLから派生したソースも公開しないと駄目でしょう。それが嫌ならBSDライセンスベースに鞍替えしましょう。RICOHやYAMAHAのように)。
このあたり、リーナス・トーバルスは慧眼で「Linuxカーネルに著作権とかパテント論争とかに巻き込まれるようなソースコードが混じっていたとしても。今は白黒はっきりさせて騒ぎたくないよ」と、ライセンス丸無げにしているし。(これは結果的にジャストシステムやMicrosoftが過去に行った「多少の事は目をつぶっても、浸透するほうが優先」という戦略と一致していたりも)
なんにせよ「この人は良い人だからOk」というオレライセンスの世界が混じってきている。
これを突き詰めていくと許諾項目に書いてある事と、実際の目論みは違ってきていたりして。(ヤクザとかマフィアとか国の諜報部門に使われたくないライセンス。なんてものも出てきそう。そいつらが守るかどうかは別として)
こういうもうややこしい権利の政治活動にリソース割りたくないから、なんでもかんでもGPL。っていうtDiary方式も、一つの良い解決策であったりする。



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