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2003年09月02日(火) [長年日記]

#2 [www] 無駄がなくなっていく_

ある外資系ベンダーの社長が「一時、テレワークを導入したことがあったけど、みんなその場所にいないと不安になるらしく続かなかった」と言っていたことを思い出した。確か、自分の仕事の成果に自信がないから、決められた時間に決められた場所にいないと不安になるんだという趣旨のことを彼は言っていた気がする。
これは声と対面によるコミュニケーションに占める割合が、メールや言葉の意味よりも何倍も大きいって要素が大きいかも。
キーボードで自分の考えていることを入力するのって、日本語だと難しいし。
日曜日の日経新聞に連載されている橘玲さんの「日曜日の人生設計 もうひとつの幸福のルール」というコラムの前回か前々回にも、マイホームを建てるのは投資行動としては合理的ではないが、箱もの持つことで安心感や家族の一体感が生まれる効果があるという趣旨のことが書かれていた。
こういう視点で住宅政策を語るってのは新鮮だ。

2 妻はマイホームを買いたい派だが、オレは無駄だと思うので買わない派なのは:

実際、今でもOpenSSHを使って遠隔で出来るようなシステム管理は、自宅からアクセスして仕事をしていたり。
あるときはCG室で。次の瞬間には本社に。そして新ビルに。
転々としていて仕事をしているので「自分の領域」というものにあまりこだわりはない。
必要なデータはhomeディレクトリにテキストにして入れているし。
メールはimapでSquirrelMailで読んでいるし。
いちおう「自分の机」と呼べるものはCG室に存在している。(転職してきたときに最初に撮影室に入ったから。模様替えのときに本社に机を持っていく話も有ったが忙しくてウヤムヤに)
独身の時に阿佐ヶ谷に借りていた6畳のアパートも、荷物置き場と洗濯場としてしか使ってなかったしな。事務所で椅子寝り or 仮眠ベッドだったし。
パソコン通信時代のニフティサーブのノリも「交流の場」というマッタリ感になじめなくて。シスオペのご機嫌伺いと、部室っぽいホガラカさが邪魔くさかった。オレは情報を求めに来ているんだ!! 馴れ合いをしたいわけじゃないんだ。
その後にきたインターネット時代の殺伐さとオープンさは肌に合ったなぁ。
もちろんWebサイトにも「部室」っぽい馴れ合いは存在するのだが。
それらを見ないことも出来るし、誰かに課金を取られることもない。
なんちゅーか、日本でローン組んでマンション買うなりマイホーム買うのって、ニフティに課金払って馴れ合いの場を作るみたいな。そんな感覚。
納得できるところに金は払いたいが、サラミテクニックで細かくとられるのは嫌だぞ。
それに「部室」というか「安心できる自分の場所」なんてものには、全然魅力を感じていないんだ。
資料と情報がすぐに手に届く場所でさえあれば、どこでもかまわない。
Permalink: http://www.otsune.com/diary/2003/09/02/2.html#200309022
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Last Updated 2003-09-02 00:00:00 By otsune