Tokyo Forum: 続・アクセス解析_
も。
続編のほうで触れられているが。
一番肝心な事実を見逃している。
それは。
「アクセス解析というのは、どこのどんなサーバーも通常は取っているのが当たり前」なことだ。
Webサーバーソフトをインストールすれば、特別にログを捨てでもしない限り、アクセスログは溜まり続ける。
これはUNIX文化の「ログを取るのが普通」というのを踏襲したのだと思うけど。
そして残念なことに日本のネット界隈で理由も無く広まってしまった俗説がある。
「アクセス解析は、特別な作業をしないと出来ない」という認識だ。
無料レンタルサーバーが、のきなみアクセス解析を提供しないで、管理負荷を軽減していたためか。
サーバーとは別業者の「無料アクセス解析サービス」みたいなののCGIやJavaScriptをHTMLソースに貼り付けて、そっちの業者でログを見るというのが当然。という風潮がある。
だから「アクセス解析をわざわざバナー貼り付けてしているのはパラノイド」と誤解されていたりもする。
オレは個人的にこう思う。
無料レンタルサーバーの管理負荷が凄いことはなんとなく想像できる。
でもアクセスログはWebサーバーから提供するのが、ネット全体からみて一番負荷が無い手段だ。
わざわざ別業者のバナーを読み込んだりして余計な転送を発生させるのは「技術的な視点で」あんまりスマートとは思えない。
だから貸しサーバーを借りるお客さんが。
「Webサーバーはアクセスログを取っているんでしょ。アカウントごとに切り分けて提供することも業者によっては実行している。だから、ログをちゃんと提供しているかどうかも貸しサーバーとしてのサービスの判断にする」という流れに成って欲しい。
システム管理者がその気になれば、それほど難しいことではないんです。
まったく負荷が無いかといえばウソになりますが。
「お客はアクセスログがWebサーバーで取れるとは思っていないぜ。どうせ無料解析サービスをやるだろうし、ログの提供が無いからってサービスが悪いとは言われないんだから」という後ろ向きな理由で、ポピュラーじゃないんだと。
客としてナめられているんだから、リクエストしなくちゃ。
技術者とかシステム管理者が「自分の仕事は増やしたくない」という理由で、スルーしていることなんだから。
「無料とはいえアクセスログぐらい提供できないダメ貸しサーバー」ぐらいのニュアンスがあってもいいと思う。
1997年にgeocities.co.jpがログを提供しなかったのは、当時のリソースとかログ領域から考えて妥当だとおもうけど。
今は20Mぐらい平気で提供しているんだから、その領域に3日分のログを提供してもいいんじゃないか?
もちろん「そんなものは気にしていないので要らない」という人も多いだろうから。
ユーザー設定画面で「アクセスログを提供しますか?」みたいなチェックボックスを入れればよい。
客はナめられている。そして言われなくちゃやらないのが技術者だ。どんどん要求しよう。
2004年01月20日(火) [長年日記]
livedoor宝くじ日記の更新がねぇなぁ。コメントは相変わらず辛辣だけど
Permalink: http://www.otsune.com/diary/2004/01/20/12.html#2004012012
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