「悲惨な人が居る、どうしても助けたい、だからチェーンメールを送る」という悪い善意の文化は撲滅しないと非常に害が大きい。
なぜなら技術的に悪用されて、振込先を詐欺師の架空口座に書き換えられて広められるかもしれないからだ。
このようなチェーンメールが広がるのは善意のミームだから防ぐのは困難。(啓蒙は続けないとヤバイだろうけど)
だとしたら、デメリットを可能なかぎり技術的に取り除くのがサーバー技術者の貢献だろう。
まず何が問題なのか。
「大人用おむつ」などの具体的な支援物資を送って欲しいと書かれていたのがマズイ。
需要を超える数の物資が届いても意味がない。
そして義援金の振込み口座が書き換えられて広がってしまうのもかなりマズイ。
極論を言うと「PGPで電子署名したメール以外は信用するな」ということにもなりかねない。
しかし、いざ地震が来たときに本当に支援が必要だという連絡をとりたいとき、PGPで署名できなければ信用されないというのでは意味がない。
やはり、どこかにWebサーバーを立てておいて、支援して欲しいウィッシュリストをボランティアが管理するのがいいだろう。
リクエストの筆頭は義援金だな。物資は流通網が寸断されているとしたら交通渋滞を引き起こすし。水や薬など緊急性を要求する物をWebで手に入れた情報で支援をしようとしても無駄だ。
グループウェアソフトなどでWebサーバーを作って。できれば地震が起きてからではなく、普段から稼動していて。信頼性も公的な機関から保証されているほうが良い。
www.iaa-alliance.netがそういう役割みたいだけど。
そして孤立した被災地からのチェーンメールも、いったんそういう機関のボランティアがPGP署名をして「最新情報は○○を見てください」とだけ書いたほうが良い。
電子署名がおっくうだと言うのであれば「このメールは全文を○○に載せました。振込先や支援物資が正しいことを○○のWebサイトで確認してから行動を起こしてください」と書くのでも良い。
もちろんWebサーバーをクラックされて改竄される危険性も無いわけではないが。チェーンメールより全然安全だし危険性も低い。
「どんなに素晴らしくて緊急性のあるメールでも、チェーンメールをしてはいけない!!」
チェーンメールになってしまった元メールはここかもしれない:
チェーンメール議論:
誤解されないように追記。口座番号を書き換えた詐欺行為が実際にあったかどうかはわからない。あくまでも可能性の話:
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