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2005年02月07日(月) [長年日記]

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#1 [www][neta] あと、仮に「松下不買運動」が成功したとして、事実上特許権が行使できない状況にでもなったら、悪意を持って特許侵害を行うものが喜ぶだけじゃないかと思うんだが。_

それはちょっと仮定としてはパラダイス過ぎる極端な発想だという気がする。
「事実上ダサくて初歩的すぎる特許権行使が出来ない状況にはなってほしい」
というのだけが実現するのが目的だけど。不買運動その他の活動をちゃんとアピールすれば。
「事実上、本当に凄くて画期的な特許権行使が出来ない状況」つまり特許制度の崩壊にはならないだろうと思う。
なぜなら、消費者や報道のニュアンスが「ちゃんとした発明に独占権があるのはOkだけど、こんなヤクザの言いがかりみたいなことで『販売停止 & 商品回収』なんていう要求はおかしい。社会の常識と知財の常識がかけ離れすぎていて問題だ」となればいいのだから。
たとえば象徴として例に挙げるけど。特許反対過激派のMatzさんだって「ソフトウェア特許には害が多いから基本的に反対」という立場だろう。なにも知財バトルすべてを悪だと言いたいのではなくて、害のあるものは排除すべきだという合理的な考えがあってのことだろう。(ぶっちゃけで言うとアメリカのパテント政策には反対ってことか?)
もちろんそういう社会になったら悪意を持って市場を独占した上で政治的にも軍事的にも金銭的にも多大なパワーを持った企業が、報道やらネットやら言論すべてに影響を与えて「あのメーカーの発明は画期的です。だからあの知財裁判に悪意はありません」というイメージを広めてくるだろうけど。
ここで重要なのは、誰が「あれはヤクザの言いがかりと同じ程度」だと判断するかだよね。
個人的にはいろいろな人がいろいろに偏った意見を持っている状態が良いと思っている。
なぜかこの一太郎・松下騒動の意見を見てみると 「利害関係の無い善意を持った典型的消費者の80%が今回の報道に関して違和感を持っています」
というような透明で公平なユーザー像ってのを想定した話が多いんだけど。
オレはもっと単純な話で。
ユーザーとしてこの方向にメーカーが向かっているのに対して、どう対処するのが一番賢いのかを探りたい。ってところ。
だから松下騒動の報道のされ方は無用な誤解と混乱を招いたので気をつけてほしい。
「今後、国際的なパテント政策の流れで知財バトルが予想されるから、この手の弁護士とかメーカーの知財担当部署を整備しておく必要があるんだよ。だから一時的に国内の知財バトルでコストが浪費されるだろうけど、将来のために我慢してくれ」っていう報道のほうが全然理解できる。
もちろんそんなことをメーカーとか政治家とかが言ったら、海外から揚げ足とられるだろうから言えないかもしれないけど。

1 どうでもいいが、イスラエル系企業のイメージってそんな感じだよね:

妙にデザインがこざっぱりしていて、スーツ姿に似合う系の企業。

1 メーカー同士の話し合いで決着が付かない状況のために、ダサい特許で裁判しても損だという雰囲気を広めたい:

発明の良し悪しで権利行使の範囲を決めるというのは、当事者間の話し合いで決着がつかずに、今以上に訴訟が増えることになるだけのような気がする。
決着が付かないから裁判をして、しかも「販売停止」を請求する。(特許法100条の条文に従っただけだから松下にそんな意図は無い。という意見も理解できるが。だったら報道でそういう意図が無いことを伝えられない姿勢は問題だし。根本的に特許法100条の条文が社会の実態に合っていないのも問題だ)
それがもし報道されたらどれだけ企業イメージに損害が出るのかが分かっていれば、裁判をしない選択もあったのでは。
「これは判決をユーザーに見られたらダサい特許だと思われるから裁判はしないでおこう」という判断をしてもらうためには、不買運動のようなアピールが必要だ。

1 知財バトルの常識で技術的・現実的に解釈すると、ジャストシステムの主張は弱くて松下の主張のほうが通りやすそうだ:

今回のアイコン裁判は、知財バトル世界では松下が勝訴する確率のほうが大きい裁判だというのが客観的な分析のようだ。
しかし思わぬところで変な報道のされ方になったので、泡くっているのは松下か?
知財バトルの常識とユーザーの感覚の常識の違いをうまく考えていなかったのは教訓になるだろうなぁ。

1 「本当に知財バトルに反対なら、不買運動なんかじゃなくてメーカーがダサい特許を申請する前に技術を公知のものにしてしまえばいいんだ」という意見:

意見としては納得できる。出来る人はどんどんやってほしい。
Linusが本当はバカバカしいと思いながらも仕方がなく"Linux"の商標を取ったのと似たような印象を抱かなくも無いが。
……そういえばMacTechのバルーンヘルプの記事はまさにそのとおりの公知活動ですよね。
なんだかどっかの島国で無駄に裁判して無駄金と騒動起こしてたけど。
あと「公知という行動が一番有効です」ということと「あの人は技術をオープンソースとして公知にしているけど、自分は公知にするものがあるような技術者ではない。だから不買運動という出来ることからアピールに参加する」ってのは別の話だと思う。
もちろん意見を受け取る人が「技術の公知が先なんだから不買運動なんて無意味」と極端に受け取るんじゃなくて。
「それはそれ。効果が薄くても不買運動に参加する」と解釈すればいいのでは。
つまり「不買運動は効果が薄いから。盛り上がっている人はなんだかなぁ」と言うのはちょっとアレな。
Permalink: http://www.otsune.com/diary/2005/02/07/1.html#200502071
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Last Updated 2005-02-07 00:00:00 By otsune

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