naoyaのはてなダイアリー: 僕やはてながPerlを選ぶ理由_
と
オリオナエの道標: ソフトウェア工学の役割_
を読んで。
orionaeさんの記事は、naoyaさんの記事に対する反論というよりも「設計書が無いコーディングだからといって良いことばかりではない」というまっとうな総論だという感じだな。それはそれで全然納得できる話だ。
ただ、ホテルや薬品の例えはちょっと誤誘導の要素が大きいような気がする。
Cではてなをスクラッチで書いているのだったらその例えも分からなくは無いが、naoyaさんの記事では「Perlではこう書くとメリットがある」という話をしているのだと感じた。
無理にホテル建築とか薬の調合の話にたとえるなら。
「Perlだとロビーや客室やエレベーターのユニットを組み合わせて廊下の内装を調整すればざっと楽に完成度の高いホテルが出来ますよ。そのユニットは詳しい人が慎重に作っていて、世界中の人から監査されてますよ。もちろん自分で新しい客室の設計も出来ますよ。設計変更にも柔軟に対応できますよ」とか「配合済みの漢方薬がビンに入っていますよ。これをどう組み合わせて飲むといいのか知ってますよ。飲んでいる途中で体調が変わっても、すぐに配合を調整できますよ」というような感じか。工学を知らないまま危ないものが作れちゃうってのとは違う話をしているよね。(強いて言うのなら設計書から書くコードじゃなくても、Perlみたいな動的言語なら楽に建築工学にのっとってコードがかけますよ。という話か)
たとえばWebアプリで建築工学にあたるのは「XSS脆弱性が無いようなCGIのつくり方」だとか。その点でもアジャイルだから建築工学がないがしろになっているという意味にはならないよな。
2005年05月19日(木) [長年日記]
[programming][www] 設計書コーディングとアジャイルと
Permalink: http://www.otsune.com/diary/2005/05/19/3.html#200505193
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