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2006年08月11日(金) [長年日記]

#1 [www][blog][neta] 今では信じられないかもしれないが「社長とか有名人とか知識人がWebで文章書いてくれないかなぁ。なんか暇人大学生とネットマニアしか書いてないよね」というのが10年前良く見かけた愚痴だった

1997年からgeocitiesにWeb日記を書いて、2002年末に起きた「weblog論争」にリアルタイムで参加したオレだけど。
当時のWeb日記界隈ではそんな「よほどのマニアでもない限り、才能ある人は忙しいだろうからWebにコンテンツを提供したりしないよ」「インターネットは課金がめんどくさいから、有名人がタダで何かやったりしないよ」という愚痴が良く出ていた。(そういえば、一年前のPodCast界隈もちょうどそんな雰囲気だったな。TBSやら眞鍋かをりやらで脱した気配もするが)
さて。その後の2004年以降のブログブームで、才能がある人がネットで情報発信をする事は「有って当然」になったよね。マスコミ嫌いなスポーツ選手が、FAXを送ったり記者会見するよりも、公式サイトのblogで新情報を発表したり。(余談だけど、有名人がblogで直接発表しちゃうことをワイドショーマスコミは極端に嫌がっていたよね。あれはやっぱり情報コントロールが効かないから?)
医者や税理士や不動産屋みたいな、その道の専門家が自説をアピールするのにblogを使い始めたり。
でも、日本にも9年ほど前から「日記CGI」だとか「レンタル日記サービス」という広義のblogが存在していたんだよな。ただ単に、アメリカ西海岸から広まった技術じゃないから、日本語が分かる人しか使わなかっただけで。日本のWeb日記文化の影響は「はてなダイアリー」と「さるさる日記」というメジャーなサービスにまだ残っているから、それを知っている人にはピンと来るかも。(もちろんtDiaryにもね)
つまりWeb日記もblogも本質的にはほぼ変わんない。
だから semblog-dev : 1IMC感想文_
日本以外でのWeblogの位置づけが何か違うからなのだろう.いま彼の地で代表的といわれるなWeblogは専門家が自分の専門について毎日書き記すような類のもの.レッシグとか.過日のWWW2003の論文では「Personal Knowledge Publishing」という大枠の中にWeblogを位置づけるものがあったが,まさにそういう感じなのだろう.ならばWeblogがジャーナリズムの革命だ!と叫ばれたのも納得できなくはない
と、書かれていたのを読み返してみたら。
日本では1998年頃から既に起こっていたジャーナリズムの革命が、アメリカでは2003年にやっと起こったということだよな。
このあたりSixApart日本の関社長が月刊アスキーのインタビューで語っていたポイントは酷くて
関 日本にも日記ツールがあるのに、またアメリカで流行っているものを持ってきて何になるんだ、とか。ネガティヴな意見が6割ぐらいでしたね。新しいものが出てくると抵抗する守旧派の人が多いのもパソコン通信からインターネットに移行する際の経験でわかっていたので、そんなもんだろうと思っていました。
(月刊アスキー 2006年8月 p.94)
というもの。
あの論争を「新しいものが出てくると抵抗する守旧派」としか見えていなかったとしたら、関社長は気の毒な情報分析能力だなぁと思った。
簡単に言うと「アメリカでWeblogというジャーナリズムの革命が起きている! 日本でも革命を起こします!」と言い出した伊藤穰一さんに「いや、もうその革命は日本では何年も前から起きてるし」「いままでWeb日記が培ってきた歴史を、上澄みだけかっさらうことになっちゃうじゃん」とツッコミを入れたということ。(あと「Weblog黎明期になくては成らない存在に」と言っているなんちゃらってところも有ったけど、さすがに忘れた)
あと伊藤穰一さんが技術者からどういう風に見られていたのかについては、特に語る必要はないか。「外人だと思えばとても良い人」と表現した人が居たなぁ。

1 Web技術という視点では「さるさる日記」なシステムでは困るが、ネットジャーナリズムという視点では「blogブーム以前から今でもさるさる日記でかまわん」と成るよね:

自称ヘアスタイリストうんぬんは発言の担保が無いので個人的にはスルーしているんだけど。それでも「テレビ以外の情報源から真相を手に入れているオレは情報勝ち組」みたいな中二病の人たちにはウケているよね。あとそれよりは担保のある勝谷日記とか。
ジャーナリズム革命うんぬんの視点に限って論ずる場合は、日本の独自の歴史は無視出来ないと思った。
まぁ個人的にはPermalinkだとかAtom APIだとかが無いと使いにくくてしょうがないから、システム面だけはアメリカ発の世界標準風に変えてほしいけど。
Permalink: http://www.otsune.com/diary/2006/08/11/1.html#200608111
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Last Updated 2006-08-11 00:00:00 By otsune