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2006年09月22日(金) [長年日記]

#1 [neta] 「ベストプラクティス」「フレームワーク」という不自由さの快感と「自己責任」「マニュアルで細かく操作」という自由の快感が両立する人類は面白いな

「ソースコードはこういう書き方をすると読みやすいし保守もしやすいよ」というベストプラクティスとか。
Ruby on Railsみたいな、Webアプリで頻繁に使われるやり方を抽象化して、泥臭いことは書かずにやりたい事だけを書けば良い「フレームワーク」とか。
そういう不自由にすることによる効率化とか最適化ってのが有る。
AppleのiMovieも不自由による使いやすさの向上をしている。たとえば、絵はピクチャーフォルダに置かないと読み込み出来ないし、音楽はミュージックフォルダに置いた物しか扱えないようにわざと設計されている。今までの既存のムービー編集ツールが、素材のインポートをするときに任意のフォルダを選択できて当たり前という感覚からすると、かなりギョッとする不自由さだったが。よく考えるとApple流のフォルダに従えば、非常に使いやすくなる事が理解出来た。
それまで自分でいろいろと考えて、素材のフォルダの分類を決めて作業をしなければいけなかったのだが。そういう泥臭いことはiMovieにあらかじめ設定されているので、考える必要がない。
不自由にすることで、余計な事は思考停止できるように作ってある。
もちろん設計センスが良くなくて使い勝手が悪いと、ただひたすらその不自由さがムカつくだけなのだが。そのあたりはさすがに良く作られていて快感だ。ポイントは「設計センス」に有るんだろう。
さて、話が急に変わるが。
バブル期までの若者の生きる目標ってのは「日本社会のフレームワーク」に従っていれば快感だったのではないだろうか。
フレームワークは前述の通り設計センスが命だけど、昭和の頃までは割とうまいこと通用していた設計なんだろう。
ただフレームワークの不自由さというのは「守破離(しゅはり)」でいうと「守」の段階を表しているんだと思う。
まずルールを守る事を覚えて、そしてルールの破り方を覚えて、最後にルールから離れる。
「自由の快感」というのは、不自由の快感のあとに来るものなんだろうなぁ。
Permalink: http://www.otsune.com/diary/2006/09/22/1.html#200609221
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Last Updated 2006-09-22 00:00:00 By otsune