価値の高い物を金で買うのは誰でも出来る簡単な事。社長さんの大切な仕事のひとつは「価値の有る物をゼニを使わずに手に入れる」ということ。
小規模な会社の立ち上げの時に「夢」とか「縁」を使って、激安の給与で仕事をさせるのは、出来るだけゼニを使わずに高い価値の物を手に入れているということ。「縁」は友人関係だったり家族関係が使われる事が多い。
「モチベーション」とか「やる気」ってのは、何かを生み出すためには最も必要な要素だから、誰でものどから手が出るほど欲しい。特に経営者は、社員のやる気を高めるためであればゼニを使う事を含めて何でもやりたがるだろう。
もちろん能力という要素も重要だけど。能力が高い人でも低い人でも、モチベーションさえ高ければ人間はどうにでも使い道は有るので、能力の高低は後回しにして構わない。(最低限の固定コストというのが有るので、あまりにも能力が低いと費用対効果が悪くなる。だから限界というのはある。つまりリソースの余裕でハードルの高さが決まる)
さて。「縁」ってのには利害関係の一致という要素も含まれているけど。「居場所」や「肩書き」のような帰属意識という重要な要素も含まれているだろう。
全体の名誉が、そこに帰属している人の名誉にも繋がるという関係がある。それに「国のため」という方向で利害関係を一致させておけば効率が良いな。
これを「国」とか「民族」という括りにして、愛国心という概念を使ってしまえば良い。
愛国心って言うだけなら元手はタダだし。(強いていえば帰属意識をイメージしやすい対象全体の維持コストはかかるな。国という概念が思い浮かぶ程度には体裁を整えておく必要が有る。耳心地の良い名前を付けてブランドで区別するなんてアイデアも、コスト効率が良いのでオススメだ)。
2006年12月31日(日) [長年日記]
[neta] 社会の中で一番価値が高いのは「モチベーション」だとすると、愛国心ってのはそれをタダ同然で買えるうまいシステムだよなぁ
Permalink: http://www.otsune.com/diary/2006/12/31/1.html#200612311
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